悲しい真実

最後の「バイバイ」メールから
何の音沙汰も無かったのに、
今日は、どうして電話なんかしてきたのだろう？？

私が一生懸命、揺れずに踏ん張ろうと思って、
あのメールにも返信しなかったのが
彼にとっては、計算間違いだったみたい。

やっぱりネ。

言葉の裏を読んで正解。
あのメールを送ったのも、私が焦って連絡してくる
だろう事を想定しての事だったんだ。
でなきゃ、電話なんかしてこないでしょう。

前にもあったしね。
バイバイに近い、勝手にしてくれみたいなメールに
私は、焦って、すぐに電話したもんね。
だから、彼は、今回もそうなる事だと思っていたんだと思う。
でも、2日間、連絡なくて、
自分が「終わり」って言ってたのに、電話してくるんだ？そんなに、お金を払わせたい？

諦めたってメールは嘘で、私の心を動かそうとしたんでしょ？逃げられると困るから、私が好きそうな
文面を選んで、作ったんでしょ？

本当に、大切で、お金よりも、私を少しでも
「友達」として思う気持ちがあるのならば、
メールで伝えればいい。
「お金の事は関係無く、電話に出ろ」って。
「こんな事で終わるのかよ」って。

メールの内容の意味が、私が望んでいなかった
意味だと確信したよ。

これは、悲しい真実です。

でも、良かったよ。
やっぱり、裏を読んで正解だったって思える。
私も、ここ何年間で、彼の性格を少しは分かって
いたって事だ。
信じないかもしれないけど、寂しいって。
手だったんだねぇ・・・。
確かに揺れたし。

ごめんね。
今までみたいに、予想通りの行動しなくって。
ごめんね。
ずっと、忠実でいられなくって。

たった一本の電話で、急速に冷める自分の気持ちに
少し戸惑う。

嫌いにはなりなくない。
責めたくない。
恨まれても恨みたくはない。
こんなに好きになった人。好きになった自分。
この先、否定するのは悲しい事だよ。

だから、本気でバイバイ。